昨日も発信させて頂いたとおり、
今回の小麦の種まきでは、
より自然な状態に近づけようと「耕さない」ことを選び、
大豆や草は根から抜かずに、刈り取りましたが、
それだけではなく、
小麦を蒔いた後には、それらの刈り取った大豆や草を、
更に、小麦を蒔いた土の上に、少しかぶせていきました。
その土地の養分を吸収した植物をその場に返して
「巡る」ようにという考え方からです。
こちらも初めての取り組みということで・・・
スペースを半分に分け、
草をかぶせたものと、何もかぶせないままとで、
試してみることにします。
そこで生えた大豆や草が、その場で巡っていくと、
朽ちていったそれらの植物や、
そこで生活していた様々な生き物の「亡きがらの層」ができ、
作物を育ててくれるそうですが、
この取組から、土や小麦は勿論、
その場を取り巻く生き物(自分も含め)が、
今後どんな風に変化していくのか、今から楽しみです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子