先日、京都の保育園の先生が、
鹿児島の保育園見学での学びを、
園の職員へ共有する場に参加しました。
そんな見学した先生の発表の中で・・・
「これまで東京の園を見学したこともあったが、
環境を見ても、ちゃんとした家具を購入して、
お金がかかっている印象があり、
なかなかマネしづらい・・・
と思うこともあったけれど、
今回、同じく「見守る保育」を取り組んでいる
鹿児島の保育園を見学して、
保護者の協力で、集まった大量の「牛乳パック」でつくられた、
立派な「すべりだい」や「舞台」、「イス」etc・・・
他にも、「ラティス」と「洗濯ばさみ」で、
タオルかけや、荷物かけをつくって活用しているのを見て、
身近な材料や安価なものを、うまく使い工夫していて、
これならマネできるし、やってみたいと思った!」
と、イキイキとお話しされているのが、
印象的でした。
そう思うと、
実は世の中には、同じようなことで
悩んだり、困っている人が沢山いて、
だからこそ、そんな困っている中で、
工夫したり挑戦したりすることが、
自然と沢山のお役に立つのだと感じました。
自分自身も、身近な困ったことに対して、「自分の問題」と、
ただ解決することに力を入れるのではなく、
「この経験が、誰かの役に立つかもしれない」と
繋がりを感じながら、
活かしていくことを大事にしたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子