今日お客様との遠隔での打ち合わせを行わせて頂きました。
打ち合わせまでの間のワークショップとして、「今使っている保育書類を振り返り、一つ一つのメリットとデメリットを話し合って、出てきた声を纏めてみてください」ということをお願いさせて頂きました。
すると、下記のような声を頂きました。
園長先生からは、
「こんな風な時間を取ったことが今までなかったです。
他の園は、保育書類について皆でこうやって振り返ることをしているんですか?!
凄く良い時間でしたし、園長として何をしていかなくてはいけないか、園の状況も見えたのもよかったです。そして、職員それぞれに想いや考えを持っているんだなっていうことも知れてよかったです」
と仰ります。
子どもたちの保育を計画する書類そのものや、計画の根拠となる一人ひとりの発達理解の書類。それを扱うのは現場の職員さん一人ひとりです。
だからこそ、使う人たちがその書類のメリットデメリットを「議論し合う場」が必要なのだと思います。
料理人の方々が、素材の味を引き出す方法を探求するのと同じく、
子どもたちの育ちを引き出していくための環境を探求する時間というのは、
保育士の皆さんにとっても有意義な時間だったようです。
その「議論する場」のお陰で、なぜミマモリングソフトを導入するのかという意味あいがより深まったように思います。
次回は今回の気づきを元に、①発達理解②必要な環境設定③月案の形に仕上げる
ということを現場の皆さんでまたワークショップを行い、良い習慣として、良い文化を作るための基礎としていくこととなります。
「先生方が議論し合う場」と「カグヤがフォローする場」。
先生方が行うことが多くなればなるほどに、カグヤの場の必要性もまた上がっていきます。
反対に先生方が行うことが少なくなるほどに、カグヤの場の必要性は、依存傾向の趣旨へと変わっていってしまうのかもしれません。
先生方からの教えをしっかり守り、自分自身を変革していきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海