昨日から実家に帰ってますが、今日は母の学生時代からの友人が、母にお線香をあげに自宅に来てくれました。
母から名前はよく聞いていたものの、私自身は実際にお会いしたのは幼少期の頃以来ということで、記憶が曖昧というかほとんどないようなものでしたが、こうして母が大好きだった友人の方々と、母がいない自宅で母の話をしていることに不思議な感覚がありました。
広島や群馬など遠方から来て下さった方もいたため、時間の許す限り、一緒に実家にいた父や兄、姪っ子も含め話ができたのですが、中には父と母の馴れ初めや、華やかな学生時代の頃の話など、私が知らない母の話なども聞かせて頂き、私にとってもかけがえのない、大変ありがたい時間となりました。
そう考えると、母のことは、悲しく寂しく、残念なことではありますが、こんな風に母を通して繋がる関係や思い出など、残されたものが沢山あることに気付きます。
ついつい失ったものの方に目が行きがちですが、やっぱりあるものや残されているものに目を向け感謝を忘れないようにして、無理せず気持ちが追いつく程度に、前向きに生きたいものです。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子