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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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肩の荷を下ろせる場所

毎朝決まった時間に学校へ行き、みんなと同じ時間割で授業を受けるという、ほとんどの子ができることができない子もいます。

うちの息子がそうなのですが・・・

 

そこで担任の先生が「何か一つでも学校に来るのが楽しみになるような時間を提案してみてはどうか」と仰って下さり、毎週金曜日に学校へ来ているスクールカウンセラーさんと過ごす時間を作っていただきました。

 

カウンセラーさんと過ごした初めての金曜日、学校から帰ってくるなり「楽しかった」の話が止まりません!

 

五目並べというゲームがめっっちゃ楽しかったとか、先生(カウンセラーさん)ってじゃんけん弱すぎなんだよとか、とても楽しい時間を過ごしたことが伝わってきます。

 

その後は毎日休み時間のたびに「先生いないかなぁ」とカウンセリングルームをのぞくほどだったようで、学校が楽しくないとぼやいていた息子からは想像できない姿です。

 

 

カウンセラーさんは、話し合ったり相談を聞くというわけではなく、静かな部屋で自分と向き合える時間になったら良いと考え、安心できる場作りをして下さったようで、2回目からは息子が自分から学校に対する漠然とした不安を話し始めたようです。

 

そんな風に、何を話しても大丈夫という息子にとって安心できる場を作って下さったことに感謝ですし、私も見習いたいなぁ・・・と。

 

家族間だからというのを言い訳にしてはいけませんが、息子をそのまま見るというよりは色々と余計な感情が入ってきてしまって、なかなかうまくいかないものです。

 

 

ちょっと苦しくなった時や嫌になってしまった時、学校の中にふっと肩の荷を下ろして冷静になれる場所を見つけられたことは、息子にとって大きな一歩だと感じます。

 

ふりだしに戻ることもあるでしょうが、そのままの本人を見つめて認めてあげたいと思います。

 

 

美化コーディネーター

眞田 由莉