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ランニングストーリー②怪我編

前回からはじまりました、ランニングストーリー。前回の内容はこちらからどうぞ!

 

今回はランニングストーリー②怪我編です。2017年の話になりますが、新宿せいが保育園(現在子ども園)で行われた、子どもたちの1年間の成長を5領域から伝える行事 成長展で子どものケガについてのポスター発表がありました。

 

その中で、全国的に子どもたちの怪我として顔や頭が多いようですが、新宿せいが保育園での顔や頭の怪我の発生件数を見ると、全国平均と比べると低く、原因を理解して、保育の中で子どもたちには遊びを通して、腕の筋力を意識的に使う遊びを取り入れられていました。

 

私自身の中高生の時の部活での怪我を思い返してみると、多かったものがひざの痛みと足裏のまめと捻挫だったように思います。

 

ひざの痛みは成長痛だろうと思っており、アイシングや整骨院での治療だったり、足裏のまめはスピード練習など足に負担がかかった時に起き、まめの痛みをかばって走っていると捻挫し、走れなくなるということを繰り返していました。

 

ただ、原因をしっかり研究していたかというと、そうではなく毎回対処療法だったと今思えば感じます。走ることに熱中し始めたここ最近、怪我などについて調べていると走り方に問題が分かってきました。

 

膝の痛みやふくらはぎが張ることがよくありたしたが、本当は、お尻や太ももなど大きな筋肉を使っていたら、ふくらはぎや膝に痛みが出る事はあまりないようです。ふくらはぎの小さな筋肉を使って走るよりも、お尻や太ももと言った大きな筋肉を使うことで効率的に走れ、そのためには体幹トレーニングやスクワットなど、太ももやお尻の筋肉を鍛え、そこの筋肉を動かすことを意識する必要があったようです。

 

対策が違った!と今更ながら反省ですが、ただ、それでもよく走っていたものだ!とちょっと自分を褒めたくなります。

 

もう一生分走ったと思い、走ること自体をやめていたら気づかなかったことでもありましたので、あの時の怪我は、今後ケガせず、楽しく走り続けるための大切なプロセスでもあったと今ならそう思えます。

 

ケガをすると、走れないことへの悔しさや情けなさを感じていましたが、あの感情も本気で取り組んでいたからこその感情なのだとも思えます。

 

そして、ポスター発表にあるように体幹筋は子どもの頃から鍛える必要があり、発達を理解することで怪我防止に繋がり、寝返り、ずりばい、お座り、はいはい、つかまり立ち、歩行、走行?(言い方があっているか分かりませんが)。この発達の流れがあってのことなのだと感じます。

 

ハイハイが出来るようになり、あちこち探険し、ハイハイを楽しむ赤ちゃんの気持ちと同じかどうかは分かりませんが、私も走ることを楽しんでいきたいと思います。

 

ミマモルジュ
奥山 卓矢