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終戦から75年

終戦から75年を迎えました。

 

昨年は、母と一緒に平和記念公園でお祈りしたことが、とても懐かしく愛しい記憶として思い出されますが・・・

 

 

◆平和を祈る
http://www.caguya.co.jp/kokoro/23319.html

 

今年は、そんな広島出身の母や祖母の他界により、命や戦争、原爆のことなど、色々と考えさせられることも多く・・・

 

正直これまではあまりピンときていなかった「戦争体験者がいなくなっていくこと」「記憶の風化」の問題なども、「大げさなことはできなくても、何か自分にできることはないだろうか」などと考えるようになり、

 

そのためにも実際に起きたことなど「もっともっと知りたい」と思うようにもなりました。

 

また、ちょうど今日は義理の姉から、広島への原爆投下から10年後、40年後、60年後を舞台にした「夕凪の街 桜の国」という漫画を借りたので、読ませて頂き・・・

 

改めて、今日の日本の平和への感謝や、その平和は先人たちによって築かれたものだという再認識、

 

そして、その平和までの道のりの中で、戦争を体験された方々などは、想像もできないほどの暗い記憶が残り、葛藤しながらも、なんとか前を向いて歩まれてこられてきたのだと感じるものがありました。

 

戦争のそれとはちょっと違うのかもしれませんが、私自身も母の死を通して、人生で初めての感覚とも思えるような暗い記憶が自分の中に残ってしまってますが、

 

そんな記憶は、自分自身が暗く落ち込むために与えられたのではなく、もっと優しくあるため、共感するため、器を大きくするため、希望に転換していくために与えられたと思って・・・

 

心の平和と、世界の平和のために少しでも役立てられたらと、この終戦記念日を機に、思わせてもらいました。ありがとうございます。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子