仕事を増やす
仕事とは、会社の未来を創造するための投資的な取り組みとしてのPJと
今の事業に対する具体的なPJがあるように思います。
じぶんのPJ を見直した時、「未来を創造するためのものになっている?」
どちらにしろ、「それは本当にお客様に直結したPJだろうか?」と見返す時があります。
仕事とは、気が付けば「仕事をするために仕事を生み出す」ということが多々あります。
それは、「過去」に準えるためであったり、お客様と直結しない仕事であったり、投資研究でもなかったり視座が違うと自然にしてしまう事。
保育園の先生方からよく聞くお話があります。
子どもたちに軸足を置いて保育環境を考える時と、
大人たちに軸足を置いて保育環境を考える時と、大きな違いがある中で、
ふと忘れてしまうのが目の前の現状を見てしまった時だと言います。
例えば「保育教材の倉庫の煩雑を見たとき、こんなに色んな教材があるのに、全然使われていな状況がありました。」
そこで、これらの教材を有効活用しようというPJが始まったそうです。
しかし、それらは「子どもの発達に沿った環境を用意しよう」という園の保育理念に沿ったものではありません。
あくまで、「大人が考えた教材有効活用」のPJです。
だから、進めれば進めるほど、子どもが置き去りにされて、結局は凄く振り回されたという事があります。
これはどんな業種にも言えることです、具体的な相手不在の仕事があった時、
それはよほど先行的な投資事業でない限り、もう一度相手主体に思想を切り替える必要があるように感じます。
突き詰めれば不必要な仕事だってあるはずですから。
ミマモリスト 眞田 海