自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/01/10

重みが違う

昨日のブログでもチラッとご紹介しましたが、
先日、「磨き初め」を行った際に、
沢山の貝を触らせてもらう機会を頂きました。

その時、50万年前の貝と、数千年前の貝とを、
各々、右手と左手で持ち比べてみると、
明らかに「50万年前の貝」の方が重たく感じました。

言葉に言い表すのは難しいのですが、
それは単に、貝の大きさ・重量が違うということではなく、
なんだか重みが違って感じるのです。

人においても、子どもとお年寄りでは、
深さや重みが違うように感じますが、

人でも貝でも、自身が通過してきた歴史の重みが、
自然とそこに現れるのでは・・・と感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子