先日、あるイタリアンのお店に行った時のこと。
注文したパスタがとても美味しかったのに、どうも幸せな気分になれませんでした。。。
・・・というのも、私がお店にいる間、お店のシェフがホールのスタッフに対して、ずっと怒っているのです。
確かに怒られる要素はあるのかもしれず、指導といえばそうなのでしょうが、それならお客さんが帰った後に言うとか、お客さんに聞こえないように言うとか、聞こえても不快にならないような指導をするとか、何とかしてほしいものでしたが、
事あるごとに怒られている姿を目にして、あまりに居心地が悪く、本当はデザートも食べようかと思っていたのですが、パスタを頂いて早々にお店を出ることに。
最後はシェフがドアを開け、笑顔でお見送りをしてくれたのですが、スタッフに対する態度と客である私に対する態度の落差がありすぎて、ものすごい違和感が・・・^^;
例えばこちらのお店、「美味しい料理を提供する」という視点からみればOKなのでしょうが、「お客様の心と体を癒す」ということだと、かけ離れているもので・・・
あまりのモヤモヤに店を出てからも「そもそもなんのために、あのお店をやってるんだろう?」「どういうお店にしたいと思ってるんだろう?」「それをシェフとスタッフは共有しているのだろうか?」などとあれこれ気になってしまい、
改めて、目的や理念の重要性を実感することに。
また、お店を選ぶ理由はいくつもの要素があったり、人それぞれだと思う中で、自分にとって「人」「人間関係」はかなり重要な要素であり、これはお店に限らず、自分が働く&生きていく上でも優先されていることにも、思いがけず気付く機会になりました。
そして、怒ることで周りに与える影響の大きさを考えると、自身の振る舞いや感情にも気を付けたいと思っています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子