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ハッピーポートフォリオ

カグヤではクルーの誕生月に、一年間撮り溜めた写真と皆からのお祝いメッセージを綴ったハッピーポートフォリオを贈ります。

 

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これまで内容や作り方が改善され続けてきたわけですが、昨年からリモートワークになり今までのように間近でその姿を見る機会が減ってしまったことで、写真を中心に構成していた方式では制作が難しくなってしまいました。

 

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そこで写真の代わりに、クルー全員から一人ひとりへの「ありがとうメッセージ」をまとめた毎月の「讃給(サンキュー)」を土台として作ることにしました。

 

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そもそもこの「讃給(サンキュー)」には感謝の言葉の中にその時の情景が思い出されるものもあり、「誕生日は祝う気持ちが大切」「どんなものを貰うか」ではなく「祝って貰えること自体が嬉しいこと」と、担当者間で繰り返し話し合い、慣れないリモートワークでみんなの負担になららいようにと、一旦、お祝いメッセージを敢えて必須としないことにしてみました。

しかし実際手掛けてみると何とも味気のない内容で、今まで手を掛け過ぎていただけに、かなり内容も濃かったせいか、制作者自身もなんとなく物足りなさを感じてしまいました。

 

その後、他のクルーからも色々な意見が上がり「祝う気持ちからなら負担には感じない」ということで、再びメッセージを全員からもらうことにしました。

メッセージのスタイルは自由。

枠の大きさの目安だけ指定させてもらい、パソコンで文字入力したものでも、手書きを写メで撮ったものでも、テンプレートにメッセージを入れたもの、メールにダイレクトに入力したもの・・・どんな形でもOKとしました。

そして皆に手持ちの画像を送ってもらうよう協力を呼びかけ、集まった素材をWEB上のアルバム制作ソフトを使って1冊の冊子に纏めました。

 

 

初めてのことで最初の案内からメッセージの催促まで間が空いてしまって多少バタつきましたが、皆の協力のお陰でとても素敵なポートフォリオを贈ることができました。

 

周囲からの厳しい意見があったにしろ、「一旦やめてみた」ことでその大切さを改めて皆で握り合うことができたのは、とても意味深いことだったと思います。

そしてまた今回のことで、同じ気遣いのようでも見方を変えるとそれはただの欺瞞であり怠慢なのだと感じました。

何を大切にするのか。どこを優先すべきなのか。

自分本位の視点にならないよう、丁寧に物事を見定めていこうと思います。

 

 

ミッションパート

佐藤真樹