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玄米クッキーを思い出す

先日、妻が「お腹空いたからクッキー焼こう!」と声を掛けられ、材料を準備しながら、ふと以前よく社内で焼いていた「玄米クッキー」のことを思い出しました。

「入社した当初は本当に毎日焼いていたな〜」「でもって、よく焦がしていたな〜」と材料を練りながらいろいろな記憶が蘇ってきました。

 

園の先生方の中には「食べたことある!」という方もいらっしゃるかと思いますが、元々「玄米クッキー」を焼くようになったのは、訪問前に園の先生方のことを想って、少しでもお役に立てるようにと、自分自身の心を整えるために焼いていました。(でも、よく焦がしていましたが笑)

 

スーツを着た男性(私たちカグヤのクルーのことです)が研修の前におもむろに、クッキー焼いてきました!というと先生たちは決まって、驚いて、美味しい!と言ってくれていました。

 

その笑顔が嬉しくて、もっと美味しく焼けるようにとか、クッキーの厚みをいかに均等に出来るかや、卵なしでも焼けるようになったり、クルーと連携して焼く技術など、クッキーを焼く腕は確実に年々増していたことを思います。

 

ですが焼いていた場所は総合空調が効くオフィスビル、匂いが気になるなどビルの管理者の方が来られ理念から取り組んでいるということを社長が伝え一度はご理解いただきましたが、ビルの担当の方が代わられるとそうはいかず、その後はクッキーに代わるもので、おもてなしや先生方に喜んでいただけるようにと、研修の際には季節にお茶や発酵飲料などご用意していました。

 

どれくらい久しぶりにクッキーを焼いたかのか思い出せませんが、生地を混ぜ、捏ねて、伸ばす。久しぶりにやると楽しいですね!

 

まさか、クッキーを焼くのにカグヤの歴史を思い出しながら、それもまた楽しめるとは想ってもいませんでしたが、私にとっては働くこととは何か、玄米クッキーから学んでいたのかもしれないと今振り返ると思います。

 

今回はバタークッキーを焼き、美味しく出来ましたが、かたくて、でも噛んでいると甘みを感じるあの玄米クッキーを久しぶりに焼こうかな〜と思っています!

 

奥山 卓矢