今夜は、田坂広志さんのオンライントークイベントに参加させて頂きました。
『運気を引き寄せるリーダー 七つの心得』刊行記念ということで、そちらをテーマにお話しをされていましたが、そんな中でとても印象深かったのは、
「天の導きは『一直線』ではないことを知る」ということで、この「天に導かれる」ということの意味は、順境や幸運が次々に訪れるということではなくむしろその逆で、「幸運」というものは、「不運」の姿をしてやってくる・・・というお話でした。
確かに、自分自身の人生を振り返っても「あの苦労があったから、覚悟ができた」「あの逆境のおかげで、成長できた」「あの苦悩のおかげで、大事なものが見えた」「あの危機が大きな転機になった」・・・というような経験もあり、「幸運は不運の姿でやってくる」というのは、中国の故事「塞翁が馬(さいおうがうま)」の話のとおりなのかもしれません。
人生に無駄はなく、むしろ不運や逆境に見える出来事含め、自分の人生にとって必要だから起きていることだと導きを信じ、子どもの無邪気さ、絶対肯定を見習いながら、焦らずにピンチをチャンスに変えていけたらと思います。
※以前行われた、同じテーマでの講演内容がありましたので気になる方はゼヒ。
「危機において運気を引き寄せるリーダー 七つの心得」
https://globis.jp/article/7970
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子