こんにちは。大河内です。
私は週末に武道場で空手の稽古をしていますが、
その帰りには必ず神社へ参拝するようにしています。
師範は常々、特に大人の道場生に対して
「明日の勤めがあるのだからケガをしないように」と
私たちのことを気にかけてくださっていますが、、
私自身も以前、胸部の軟骨を損傷したことがあるため
自他共にケガのないよう心掛けています。
神社では、そんな一日の稽古を終えた後であるため
「今日も清々しくケガなく稽古に励むことが出来たこと」
に感謝すると共に、
「そもそも、なぜ武道の稽古を行うのか?」という、
初心をいつも思い返し、自らに誓うことを続けています。
自身の身をもって武道を通して、日本人の伝統的精神を
次代を担う子ども達に伝え遺してあげたい、ということ。
道場訓にある「人格完成に努むること」を第一義とする空手道。
それは技ばかりの『術』(武術)ではなく、人が生きていく上での
精神の拠り所となる、心を重んじた『道』(武道)であるということ。
弱い者イジメから世の中の紛争まで、今も争いは絶えませんが
平和な世の中を次代に譲っていく為には、一人でも多くの人々の
心を善いものにしていくしかないと私は思っています。
日本人が大切にしてきた武道、それは強さと優しさであり
その力は争わない為、思いやりの為のものだと思うからこそ、、
初心を忘れずに、子ども達の未来の為に
これからも武道の実践を積んでいきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友