先日、「アースゲームウェビナー」を開催しました!
「アースゲーム」とは、海外のボードゲームのことで、競争ではなく、「協働」や「協力」を目的としたゲームです。
以前、ドイツ環境視察ツアーでミュンヘンにある園を見学させていただいた際、どこの園へ行ってもボードゲームが豊富に用意してありました。
欧米各国の人材育成は「競争」ではなく「協力しあえる」人材の育成です。子どもたちの遊びの環境も「競争」だけではなく「協力・協働」の環境設定が必要で自然と遊びながら協力が生まれるゲーム内容になっています。(「アースゲームウェビナー」の開催趣旨より)
子どもたちが遊んでも楽しいゲームですが、チーム保育を行う上でも、先生同士の協力が求められ、遊びながら様々なことを体験できるゲーム内容です。
今回、14施設の園の先生方とアースゲームを使った研修を行いました。前編は、先生方がまずこのボードゲームを使って楽しんで頂く内容で、各園大いに盛り上がりを見せていました!
制限時間内に繰り返しゲームを行った園やアイテムを使わず何とかゴールを目指した園など、それぞれの色が出ていました。
ゲーム終了後には、2つの内容について話あって頂きました。
①「アースゲーム」をどの保育環境に置けば「競争」ではなく、「協力」が生まれやすい使い方になるかを話し合いご記入ください。
② 職員会議やチーム会議など、どの場で「アースゲーム」を行うと 職員同士の「協力」の雰囲気が生まれやすいかを、ご記入ください。
①について、ある園からの今後の取り組み
・ゲームは競い合うものが今の環境として多くあるため、ルールなどを記載して文字数ゾーンに置く(逆に競い合うのしかないので、新たに入れる)
・研修で聞き取り役がいたように、子どもたちが遊んでいる中でも、保育者が聞き取り役になり、子どもたちの声を拾いあげることができるように意識する。など、他にも多くの内容を頂きました!
これまでも、研修で行ったことはありましたが、ウェブセミナーでは初の試みでした!そして、先生方からあがる保育のアイデアをシェアをして、次回後編のセミナーの際には実践発表という流れで行います。
子どもたちの中での環境設定・職員同士の環境設定どのような内容が発表がされるか今から楽しみです!