いつも有難うございます。
カグヤの松野です。

先日、小唄の発表会に
参加させて頂きました。

小唄の発表会は料亭で行われます。
参加する生徒さんたちは
晴れの舞台ということで、着物を来て
参加されます。

私も初めての発表会ということで…
せっかくの機会なので、
着物をレンタルして参加することにしました。

お店で着物をお借りすると…
そこの店員さんが

「発表会にはどんな方がいらっしゃるんですか？」
「着物は普段からよく着られているんですか？」
「〇日は晴れるようです」
「正式な場なので、訪問着の着物がいいですよ」

など…
様々アドバイス、提案をくださり、
終始心を寄り添ってくださいました。

ただ着物をお借りして着るだけだと思っていましたが、
そのスタッフの方と過ごす時間の中で、
初めて着る着物への不安や心配は癒えていき、
発表会に出かけるのが一層楽しみになりました。

一人では決して味わうことができなかった体験を
させて頂いたと思います。

最後に、着物を返却するためお店に伺うと…
目があった瞬間に
そのスタッフの方が笑顔で

「お帰りなさい。発表会はいかがでしたか？」

と声をかけてくださいました。

絶え間なく心を寄せてくださるスタッフの方に、
一人では味わえない心強さ、
倍増する豊かさを味あわせて頂きました。

温かい心の寄り添いを頂き、
改めて、一期一会を大切に、周りの方々と
かけがえない時間を味わっていきたいと
感じています。

発酵コーディネーター
松野　寛子