こんにちは、眞田です。
GWも近づいてきました。
春も気が付くと過ぎ去り、夏になります。
今しか味わえないこの季節を、有難くじっくりと味わいたいですね。
先日、千葉県の館山にて貝磨きをさせて頂きました。
まずは磨く貝を探しに行くという事で、
館山の岩場で貝を拾う中で、太陽に向けてかざしてみると
綺麗な貝と出会えると教えて頂きました。
いくつもの貝の中で、貝が透き通り淡い夕焼けのような色を帯びる貝に出会い
この貝を磨いてネックレスにしてみようと思い磨いていくと、、、
ネックレスを作ることよりも、この貝に出会うまでのこと、
熱中して磨いたこと、これから使われていくことなど、
この貝に心を寄せている時間がとても楽しく、ゆたかだと感じました。
そして何よりも有難かったのは、この「貝磨き」を実践し続ける
福田さんの存在です。
今の時代、医療も学校も本人そのものを磨いていく事よりも、
本人が今のままでも大丈夫なように、「薬」や「知識・技術」で補おうとすることが
多くなってきました。
病院へ行けば、病気になる生活の改善ではなく、薬の投与ばかり。
学校へ行けば、本人の意欲や人格の形成よりも、知識や技術の譲渡ばかり。
そんなコーティングが主流となってしまいそうな現代において、
そのメッキは必ず剥がれるからこそ、自分自身を磨いていった方が良いと、
「貝磨き」を通じて自分を磨かれる福田さんを見ていると、
大変さや苦しさを見るのではなく、子どものように意欲と希望に満ちた輝きを
感じます。
何故、子ども達がイキイキとして見えるのか。輝いて見えるのか。
その理由が福田さんと出会い、私自身も実践することで分かるのではないかと
直感が伝えてきます。
理念も、人格も、魂も。
「磨く」
という事で見えてくる世界を探求していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海