こんにちは。宮前です。
最近、「できる」「できない」のものの見方について、
考えることがあります。
「できないよりは、できる方がいい」という価値観は、
一般的だと思いますが、
その価値観によって、
自分や周りを責めてしまっては、
本末転倒のような気がします。
どこか心が孤立した「比較競争」の中で
「できるできない」の価値観を持ち出すと、
どうしても「勝ち負け」になってしまうのでしょうが、
オープンに信じて繋がり合う「協力」の中で
「できるできない」があるのは、
かえって、持ち味を「活かし合う」ことに繋がるので、
いいことのような気がします。
そう思うと、
周りと協力し合ったり、活かし合ったりするためには、
むしろ「できなくていい」こともあるのではと思います。
ひとりで生きていくなら、
何でも完璧にできるのはいいのかもしれませんが、
そもそも一人で生きられるはずもなく、
それは自分が思う幸せとは、かけ離れたもの。
自分自身は、競争社会ではなく、
一人ひとりのかけがえのない存在を認め合い
活かし合える社会を願っているからこそ・・・
まずは、自分たちの組織で実現していきたいですし、
そのためにも、自分自身が
競争社会の刷り込みに注意して、
尊重し受け容れる、優しい眼差しを持てたらと思います。
勿論、向上心は大事にしていきたいですが、
一生懸命向かっている先が、
自分の目指している方ではなく、
逆に向かっていることがないように、
常に「なんのため」の初心を、忘れずにいたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子