いつも有難うございます。
カグヤの松野です。
先日、大正・昭和の時代に
宮内省の厨司長を務められた
実在の秋山徳蔵氏の人生を描いた、
『天皇の料理番』というドラマを観ました。
ちょうど主人公が料理の修行を
されている場面だったのですが…
とても印象的な言葉が語られておりました。
「料理は、真心だ。
技術は追いつかないことがある。
素材は望み通りにいかないこともある。
けど、真心だけは、自分次第で
いつでも最高のものを出すことができる。
爪を短くすること。
鍋を丁寧に洗うこと。
皿を磨くこと。
包丁を整えること。
そういうことは、確実にできる。
そういうことは、確実にできる。
それすらできん奴は、
まともな料理を作れるとは、
俺には思えない。」
この言葉が心にズシンと沁みたと同時に…、
思わず日々の実践のことを思い出しました。
カグヤでも毎日続ける実践がありますが、
手を離せば、状況に左右されて
自分都合にやりたいようにやってしまう。
けれど、どんな時でも日々の実践を続けること、
その自分都合に左右されない積み重ねが
真心に繋がり、毎日を下支えしていること。
そのことをいつも腹に据えていられるよう、
日々の実践を大切にしていきたいと
感じています。
発酵コーディネーター
松野 寛子