引き続き、室礼のお稽古を通しての学びを発信したいと思います。
昨日は、空間とお花の和合を意識していく、視野を広げていくことの大切さについてでしたが、
◆視野を広げて
https://www.caguya.co.jp/kurashi/40556.html
他にも「花の根本はまとめ、春のきれいな水が見えるようにと。」いうご指導があり、花のもとや水がどうなっているかを見るという視点についても教えていただきました。
それこそ、ついつい花器の上の花の状態がどうなのかと見て、見えるところばかりをきれいにしようとしがちですが、本当の美しさは、目に見えない部分にあるのかもしれません。
「見えないところをきれいにすると、見えるところが光りだす」という松下幸之助さんの言葉にも通じるものを感じますが、室礼だけでなく仕事においてもうわべや見た目だけにならないよう、謙虚で丁寧な働きを心がけていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子