先日も「春の気配」について発信させて頂きましたが
◆春の気配
https://www.caguya.co.jp/kurashi/40662.html
今日から二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」に入ります。
「啓蟄」の「啓」には「開く」の意味があり、「蟄」は「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」ことから、冬ごもりしていた虫が春の陽気に誘われ外に出る頃とされています。
ブログでも何度かお伝えしているとおり、こちらの藁ぶき古民家「和楽」での暮らしでは、虫を含めこれまでのマンション暮らしでは考えられなかった豊かな?生き物の出現とその可能性があることを知り、今年ほど「啓蟄」を意識した年はありません・・・^^;
そんなわけで、そんな生き物たちがむやみやたらに家に入って来れぬよう、ここ最近の私は啓蟄を目安に家の隙間を見つけてはせっせと色々な隙間テープを試しつつ春支度。
こんな隙間や
こんな隙間が
こんなかんじに。
窓ガラスの隙間にはテープを使うと見た目に支障を来すので・・・なるべく目立たないよう、家にあった毛糸のような麻ひものようなもので隙間をふさいでみたところ・・・けっこうイイです。^^
ただ、残念ながら隙間テープを試みたものの隙間が大きくて埋まらないものもあり・・・こちらは早めにまた対策を立てないといけません。
引っ越したばかりの夏には、土間にカエルやクモ、バッタやムカデ、カマキリ、ガ、ヤモリなどを目にし仰天し、気付けば虫が苦手なかんじにもなってしまいましたが、その存在の大切さも理解はしているつもりなので、別に「この世からいなくなってほしい」なんてことはもちろん思っておらず、ただ少しは遭遇率が下がることを願うばかりです。^^;
苦手が得意になるのはなかなか難しいものですし、別に得意になる必要もないかなとは思いますが、時間をかけて慣れていくと同時に、人と同じく尊重し合えるほどよい距離感というものを見つけられたらいいなぁと思っています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子