ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/06/16

「梅干しづくり」

日曜日に仕込んだ梅干しの樽を
今朝も開けてみると、ようやく梅酢が上がってきました。

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今年は例年よりも塩分を少なめにしたこともあり、
梅酢がちゃんと上がってきてくれるかが不安でした。
昨日はあまり上がってこなかったので
ハラハラドキドキでしたが、、、
ようやく梅酢が上がってきてくれたことで
少しほっとした気持ちになりました。

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蓋を開くと桃のような甘い香りが充満し、
この時期にしか味わえない思いを体験できます。

娘も「桃だぁー!!桃のにおいがする‼‼」と
大喜びです。

毎年毎年、梅の状態も違う中で、
どれくらいの塩分で、どれくらいの重しで
漬ければいいのかを悩んでしまいますが、
きっと、梅干しづくりも大切なのは
塩分濃度や重しなのではなく、
こうやって、梅の事を見て、梅に寄り添おうとする姿勢や、
手間暇をかけて関わること、家族で協力することの方なのかもしれません。

出来上がりの質や量に拘るのではなく、
そこまでのプロセスを、梅も作り手も幸せになれるような
そんな環境や関わりをしていくこと。

子育てや保育、仕事にも共通することなのではないかと
改めて感じる機会となりました。

ミマモリスト
眞田 海