日曜日に仕込んだ梅干しの樽を
今朝も開けてみると、ようやく梅酢が上がってきました。
今年は例年よりも塩分を少なめにしたこともあり、
梅酢がちゃんと上がってきてくれるかが不安でした。
昨日はあまり上がってこなかったので
ハラハラドキドキでしたが、、、
ようやく梅酢が上がってきてくれたことで
少しほっとした気持ちになりました。
蓋を開くと桃のような甘い香りが充満し、
この時期にしか味わえない思いを体験できます。
娘も「桃だぁー!!桃のにおいがする‼‼」と
大喜びです。
毎年毎年、梅の状態も違う中で、
どれくらいの塩分で、どれくらいの重しで
漬ければいいのかを悩んでしまいますが、
きっと、梅干しづくりも大切なのは
塩分濃度や重しなのではなく、
こうやって、梅の事を見て、梅に寄り添おうとする姿勢や、
手間暇をかけて関わること、家族で協力することの方なのかもしれません。
出来上がりの質や量に拘るのではなく、
そこまでのプロセスを、梅も作り手も幸せになれるような
そんな環境や関わりをしていくこと。
子育てや保育、仕事にも共通することなのではないかと
改めて感じる機会となりました。
ミマモリスト
眞田 海