昨日は近所の公園でホタルを観てきました。
子ども達もホタルを見るのは初めてという事もあり、
とても楽しみにしていました。
新宿でもホタルを見ることが出来るとは思ってもいませんでしたが、
実際に見に行くと、暗闇の中で飛び交う美しい光に
息子は恍惚とし、娘はその暗闇を怖がり、、、と
色々な反応を見ることが出来て楽しかったです。
おとめやま公園と呼ばれるその公園は、
東京都名湧水57選に選ばれ、その湧き水で
ホタルを養殖しているそうです。
ホタルを養殖するのに大切なのは餌のカワニナという貝なのだそうですが
このカワニナが今、おとめやま公園の湧き水でも育ちづらくなってきているそうです。
公園では、海城中学校の地学部の生徒が7年間かけて
この湧き水の温度や量を観測した研究報告などもあり、
やはり水質は少しずつ悪くなってきているそうです。
カワニナが育つような水質を保つには、
その地域に住む人々の努力が必要です。
その地域の人々の暮らし、意識がそのまま
水質に関係するのだと感じます。
こうやって、ホタルを見る体験を通して、
ホタルを育てている地元の方々と触れ、
中学生と触れ、より一層この地域を大切に思う気持ちが
生まれてきました。
今までずっと、大切にされてきたこの土地を
自分達の代で、自分達の所為で汚してしまい、
生命の連鎖を断ち切ってはならないと感じます。
子ども達ともこれから公園に遊びに行くたびに、
どんな会話や行動が生まれてくるのか。
楽しみにしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海