今日はお盆の初日ということもあってか、色々な方が古民家に挨拶に来られました。
移住前は自分が祖父母の家に行ったり、実家に帰ったりすることはあっても、誰かが自宅に挨拶に訪ねてこられるということはなかったので、なんだか不思議な感じでしたが、この時期に近隣の人たちや日頃お世話になっている方々と家でゆっくりお話ができることは、とても幸せなことだと感じました。
日本のお盆は先祖供養だけでなく、一年間不幸のなかった家や両親が健在な家では「めでたい盆」として両親の長寿と健康でいることに感謝したり大切にする考え方も含まれる行事だったという話もありますが、昔の人たちはこのお盆の時期に、挨拶回りや家でのおもてなしなどで、楽しく過ごされていたのかもしれませんね。
今日は、和楽でもご先祖様を家でお迎えしていますが、実際に訪ねてこられる方々と同じように、ご先祖様も帰ってきて下さっているんだろうと思って過ごしています。
古民家のおかげで、こうして地域との繋がりやお盆の実践をたくさんできる機会に恵まれ、懐かしくて新しい豊かさを感じさせもらえることにも感謝です。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子