お盆も最終日ということで、今日は送り火を焚いたりしてご先祖様をお送りされた方も多いかもしれませんね。
地域によって違いはあるかと思いますが、昔から「迎えは早く、送りは遅く」という気持ちから、精霊馬も迎えはご先祖様の霊が早く家に帰ってきてもらえるようキュウリで馬を、帰りはお供え物を持ってゆっくりと景色を楽しみつつ帰ってほしいためナスの牛を・・・とされたり、
送り火は、迎え火を焚いた時よりも少し遅い時間に焚くことが多くなっていたりということもあるそうです。
私も夕方にお送りし、どこか寂しい気持ちにもなるものでしたが、庭から聞こえてくるヒグラシの鳴き声が、そんな切ない気持ちにさせたのか、はたまた私の切ない気持ちをヒグラシが絶妙に表現してくれたのか・・・。
どちらにしても、こうしてご先祖様をより近くに感じられる機会、そして無事にお盆を過ごせたことに感謝です。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子