本日、2か月ぶりに訪問した保育園で、
園庭で育てている稲を見せて頂いたのですが、
パッと見て気になったのが、その密植具合。
「先生、これはかなり密植ですね?!」
とお伝えすると、
「そうなんですか?
頂いた苗、全部植えないともったいないと思って・・・」と
仰られました。
私も、昨年初めてベランダでお米を育てる際に、
同じように密植したことを思い出し、共感したのですが、
本来は、もっと少しの苗で、適した間隔で植える方が、
お米がしっかり分げつし、立派に実り、
結果、収量も多い・・・ということを、
昨年のお米作りを通して感じました。
どうしても
「沢山植えることで、沢山お米ができる」という感覚に
陥りがちですが、
実は、一つひとつの育ちを保障することの方が、
自然に沿った感覚なのかもしれません。
自分自身、沢山の刷り込みがありますが、
実際の自然を観察して、
自然の感覚を学んでいきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子