こんにちは、眞田です。
寒い日々が続く中でふと訪れる暖かさを感じると、
春の気配が少しずつ近づいているように感じます。
春の訪れと共に、子ども達の遊ぶ自然環境もがらりと様変わり。
自然は本当に素晴らしい保育室だと感じます。
先日、節分を迎えたのですが今年の娘は今までとは
意気込みが違い、前日から大興奮で
「パパ、明日休み?!」
「休みなら鬼はパパがやってね!!」とはしゃいでいます。
絵本を読むようになると、色々な物語が先生になる様子で、
最近の娘は鬼がとにかく怖いようです。
そして怖いけれども興味津々です。
絵本に書いてあったのかもしれませんが、
鬼のお面をかぶっては
「悪い子はいねーーがー!!」
っと楽しそうに叫び遊んでいます。
それは、なまはげだよと、突っ込みたくもありますが、
子どもが自分から学び、自分からやりたいとしている姿を見ると、
なんとも微笑ましく思います。
生まれてこの方、何かを教えたり、やらせたりという事を
まったくしませんでしたが、発達を理解し、発達課題に合った環境を
用意するという事だけは実践してきたつもりです。
環境として不十分な点はあるかと思いますが、
そこで得られたものは大きいと感じます。
教わらずして、分かり、学ばずして知る。
そのお手伝いが私達親の役割であるように思います。
教えてあげないといけない、やらせてあげないといけないと
大人の思い込みが出ることもありますが、やはり大切なのは
何かを足していくのではなく、もともとあった環境に戻していくこと。
教えなくても、やらせなくてもそうなる環境とは。
まずはやはり子どもを変えようとするのではなく
私たちが変わっていくことなのだと感じています。
オルタナティブコンサルタント
眞田 海