昨日に続き、ある園でのおむすびづくりの時のことです。
◆故郷の記憶
https://www.caguya.co.jp/hoiku/44838.html
今回、場づくりとして、ござを敷いたり、お供えの台を用意したり、はざかけでしつらえたりしていると、
「なんかいつもと全然違う場所みたい!」という先生や子どもたちからの声もあり、改めて場の影響力を感じました。
また、今回のおむすびは「むかしの田んぼ」のお米でしたが、実際に子どもたちが田植えなどお手伝いをし、もうすぐ稲刈りを控えている田んぼが園の前にあるとのことで、今回はそちらの稲を少しいただいて、
皆で実りに感謝し、
もみ殻などをとって、お米がどうなっているのかを実際に確認してみたり、
おむすびをのせるクマザサのお皿と一緒に添えたりしたところ、
自然の恵みをより感じられ、また、見た目でもおいしさをひきだしてくれているようでした。
食事に限ったことではありませんが、改めて、雰囲気や場がもたらす効果の大きさを感じるからこそ、何をするかだけでなく、どんな場をつくるかの意識を大事にしていけたらと思っています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子