今日は、70回目の終戦記念日。
私は、お墓参りも兼ねて、
両親と共に、父が生まれ育った、
埼玉県秩父に来ています。
父の兄弟など親戚が集まり、
食事もしましたが、
終戦記念日ということもあり、
戦前生まれの親戚からは、
自然と戦争時代の話になります。
当時、B29を見上げた話や、庭の防空壕に入った話、
70年前の今日、昭和天皇による
「終戦の詔書」の朗読放送を聞いた時のこと、
また、広島生まれの母からは、私の祖父母から耳にした
原爆が落ちてから数週間の間に、
家族がどんどん亡くなっていった話etc・・・
これまでに聞いたこともない話しを聞いて、今更ですが、
実際に戦争が、そんなに昔のことではなかったことに気付くと共に、
悲劇の記憶を風化させないために
当時のことを知ることも、とても大切なことだと感じました。
自分自身が戦争を体験したわけではありませんが、
「人の命」を簡単に奪っていってしまう残酷な戦争は、
どんな理由があってもいいものだとは思えないからこそ・・・
美しい文化、自然、社会を残したいという想いと同じく、
先人たちへの敬意を持って、
戦争という、過去の失敗や反省、後悔も
後世へとしっかり継承していく必要を感じます。
今日、たまたま美しい夕日を眺めることができ・・・
こんな夕焼けを見られる今の平和が
ずっと続けばと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子