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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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世代を超えた助け合い

昨日に続き、理念研修についてです。

 

◆〇〇の顔
https://www.caguya.co.jp/manabi/45834.html

 

八幡屋様に宿泊し、翌日は福島県郡山市で310年続くという老舗酒造「仁井田(にいだ)本家」様へ。

 

◆仁井田本家 蔵元概要
https://1711.jp/company/

 

こちらは「自然派」にこだわり抜いた酒造りで、現蔵元 「十八代」の仁井田穏彦様から会社概要やこだわり、夢など聞かせて頂いた後には、

 

 

実際に酒蔵の見学や試飲などもさせて頂きました。

 

 

 

 

本仕込の蔵は、梁が見え奥行きがあって広々空間。

 

 

中には、自分たちで作られたという杉樽もあり、いいかんじで発酵しています。

 

 

すると、奥にまさかのグランドピアノがあり、女将が生演奏! しかもジャズ!

 

 

クラッシックは堅苦しいかんじもありますが、ジャズはいいかんじのゆるさ柔らかさが醸されるとか?! 最高すぎる!

 

更に見学後は、ショップでまたまた試飲。

 

そちらでは、現蔵元 「十八代」が 先々代「十六代」の植えた自社山の杉材で木桶をつくり、 その木桶で先代「十七代」の考案した「しぜんしゅ」を、 自社田の自然栽培米、 蔵の天然水、 蔵の微生物のみで醸し、更には次代「十九代」候補が描いたボトルに入ったという、世代を超えた奇跡の集結のようなとっても素敵な「にいだぐらんくりゅ」というお酒も試飲させて頂きました。

 

 

試飲をしていると、自然とギターを持ってきていた仲間からの演奏も。朝から夜のバーカウンターのようないいかんじの雰囲気に。^^

 

 

 

それにしても、商品は勿論のこと、田んぼを守る取り組みや、自給自足の村を目指しているお話など、随所に「次の世代に何を残すか、どんないいバトンを渡すか」という思いが表れていて、「代々」続いている強さ、そして豊かさが醸されているようでもありました。

 

それは「前に助けてもらったから」「今助けたら、いつか子どもの時代にも助けてくれるはず」など、自分たちの酒蔵内にとどまった話ではなく、地域の方や同じ想いでお酒造りをされている同業の方までも含む繋がりの中で、世代を超えた助け合いがうまれていて、長い目線を持って助け合っていくことの大切さを教えていただきました。

 

「自分たちの時代でなんとかしなければ」と焦ることなく、「過去に感謝をしながら未来を信じて今に尽くす」ということを大事にできたらと思います。

 

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子