お盆休み、長野の実家から戻る道中に一番気になるのは
やはり家にいる生き物たちです。
カブトムシやダンゴムシ、ザリガニやグッピー、金魚、
オスカー、といった本当に生きているものから、
ハムスターや猫、犬、などの様々なぬいぐるみまで、
子ども達はずっと気にしています。
家について一つ一つに声を掛け、
餌や愛情を配っている姿を見ると、
生き物と一緒に住むというのは大変だけれども、
それ以上に大切な心や体験を頂けるように感じます。
ただ、、全員が無事だったかというと、、、
残念だったのは帰ってみるとザリガニが
とんでもないジャンプをして蓋をも超えて脱出をしてしまい、、
皆で家中探すと、居間から寝室へと移動をして死んでしまっていました。
蓋をしている間に脱出するという事は今までありませんでしたが、
誰もいないからこそ、寂しくなってしまったのかもしれません。
そんなこともあり、子ども達と一緒にお墓を作って
祈りました。
子ども達は、手を合わせて
「天国でも元気でね」と心配していました。
子ども達を見ていると、生きているものだけではなく、
身近なものすべてに命を感じているように思います。
その「宿っている命」を感じられる感性を
なくさないようにいられたら。
どんなものも大切にする「勿体ない」という心のままでいられたり、
様々なものから見守られているという「見守り」を感じられたりするのかもしれません。
ミマモリスト
眞田 海