昨日は餅つきを行いました。
まずは、もち米を蒸していきます。
そして熱いうちに最初はグイグイ潰して・・・
そのあとつく!
途中で杵にヒビが! 昔の道具は力の入れどころが難しい。。。
強力なテープで保護し、餅つき再開!
すると、餅つき歴25年以上という餅つき先輩がコツを教えてくれました。
力を入れ過ぎず、振り上げた杵の重さを利用して落とすようにつくのがポイントで、落とす時は片手をはなすといいかんじにつけて、その際に心を入れるということです。^^
教えて頂いたとおりにやってみると、確かに力を入れていないのに餅がしっかりつけているようなかんじで、実際に餅をつく音が変わってくるのが分かります。そして、身体の疲れもあまり感じないので、自然と心が入っていく感覚がありました。すごい!
その後、ご挨拶に来られた役所の方もスーツで参加!
お餅は鏡餅にしたり、
その場でいただいたり。
つきたてのお餅は貴重でとってもおいしく、一緒にいた方からも「これまでの人生で一番おいしいお餅だ!」と感動の声がありました。^^
餅つきは一人ではできないため、皆の連帯感を高め、喜びを分かち合うという社会的意義があるというものの、今は簡単にひとりでというか機械でお餅をつくれたりもするので、杵や臼を使った餅つきはなかなかするどころか見ることさえ少なくなってきましたね。
お米は人々の生命力を強める神聖な食べ物でありとても重要な食べ物で、そのお米を使って何度も杵でつく餅は、特に強い力を持つと知られ、日本では昔から、節目となるお祝いやお祭りなどの時にはお餅をついて食べてきた歴史がありますから、
子どもたちにもその楽しさやおいしさと共に、そこに込められた思いや行事の意義、価値など含め、改めて伝承してきたい貴重な日本文化、原風景だなぁと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子