こんにちは。
眞田由莉です。
先日の夏季実践休暇では、
家族みんなで長野の実家に帰省しました。
今年は「自分のルーツを子どもと味わう」をテーマに
昔からの習慣やお世話になっていた方々などを
子どもたちにも体験してもらったり、
触れ合う機会を持ってもらおうと思い、
いくつか実践してみました。
まずはご先祖様をお迎えする「迎え火」です。
「どうして燃やすの?」
「なんで馬と牛を飾るの?」
「おばけがきてるのーー??」
と、興味津々です。
煙に乗ってひいおじいちゃんやひいおばあちゃんがお家に帰ってくるよ、
来るときは馬に乗って早く来て
帰りは牛に乗ってゆっくり帰るんだよ、
と話すと、2人とも黙って何かを考えているようでした。
昔から大事にされてきたことを一緒にできたことで
子どもより私の方が嬉しい気持ちだったかもしれません。
また、子ども達が庭で遊んでいると
近所の子が声を聞きつけやってきて、
気が付けば一緒に走り回っています。
「裏のおばさんにトウモロコシもらったよ!
あの家の猫ちゃんはかわいいんだけど、
犬はすぐ吠えるからかわいくない」など(笑)
自然と私の子どもの頃の日常を体験してくる子ども達に、
あの頃の私が母になったのかぁ…なんて
一人で感慨深く…不思議な感覚でした。
子ども達も毎年楽しみにしている帰省ですが、
今年はより深く田舎を味わえたと感じています。
それも両親や家族みんなが元気でいてくれるおかげであり、
命が繋がっていくことに有難い気持ちでいっぱいになりました。
日々、この気持ちを忘れずに
関わる方に接していけたらと思います。
美化コーディネーター
眞田 由莉