こんにちは、眞田です。
今年の夏季実践休暇も長野の妻の実家に帰りました。
子ども達も慣れたもので、好き勝手に家の内外で遊びまわっていました。
朝早く起き、夫婦で駅伝の練習として野山を走り、
朝ごはんをみんなで一緒に食べ、昼は子どもと一緒に
色々なところで遊び、早寝をしての繰り返しの中で、
お盆を過ごさせて頂きました。
東京で過ごす時間軸とは全く違った時間の流れを感じます。
それは、時間がゆっくりしているという事もありそうな気がしますが、
地域の環境がもたらす濃密さもあるように思います。
東京のマンションでは、ドアを出ても子どもの興味関心を引く環境は
早々多くありません。公園まで歩いて行ったり、お友達のところまで
自転車で行ったり、としないと遊べなかったり。。。基本的には親が
一緒についていかないと危険だったり、環境を見つけられなかったり、、、
それが、田舎に行くと、隣の家もその隣の家も、裏の家もどこの家も、
玄関が開いていて、「~~をたべなー!」とか、「これ持っていきなー!」
と迎え入れて頂いたり、その家の子ども達と遊んで飽きたらまた戻ってきたり
そして、また誰かの家にお邪魔しに行ったり。。。といたる所で子ども達は
目をキラキラさせて遊んでいます。
地域の方々の見守りとはこういう事なのかと感じます。
皆さんも、「あの子と遊んでやらねば」と言ったような使命感でいるわけでもなく、
皆自然に、その場にいてくれていて、声は掛けるけれども、引き留めることもせず、
子どもが満足したら「またおいで」と(言ってくれているそうです)。
まるで、家の一軒一軒がゾーンのような感じです。
子ども達が自ら選択して、それぞれのゾーンで遊び込むように、
そんな環境が家の周りにあるという事。
地域ということの有難さとその大切さを。
そして、その地域性とはその地域に住む方々が、
周りの方々との関わりや助け合いを脈々と紡いできているからこそなのだと
今回の夏季実践休暇では学ばせて頂きました。
東京に住んでいるから環境がないと嘆くのではなく、
自分自身がご縁を大切に紡いでいく姿勢を大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海