こんにちは。宮前です。
今年も「夏季実践休暇」は、両親と一緒に、
父親の実家だった、埼玉の秩父を訪ねました。
ただの「夏休み」ではなく、
「生き方と働き方を一致できるように」と、
テーマを持って過ごす「夏季実践休暇」となってから
3年目の休み。
私のテーマは、今年も「ルーツを探る」でした。
お盆ということもあり、
お墓参りをした後、
父の兄弟など親戚が集まりましたが、
事前に、本家の叔父に、
「家系図など見せてほしい」と伝えていたため、
私から見て5代前にあたる、
高祖父母の父母までさかのぼった家系図や戸籍謄本、
その他にも、ご先祖さまの功績に関する記事や、
曽祖父の生い立ちや家族のことが記された
直筆の手紙etc・・・見せてくれ、
それらの資料をもとに、家族関係や思い出も含め、
親戚から、色々なことを教えてもらいました。
皆が知っている情報が集まり、会話が広がって・・・
その中には、父も知らない話が多く、
これもあえて聞いてみなければ、知らないままに、
途絶えてしまう情報だったのでは・・・と思い、
このタイミングで聞くことができて、
良かったと感じました。
そして、まさに血の繋がった家族や親戚と
ご先祖様の話を深めていく中で、
これまで以上に、
繋がりや絆を感じることができ、
また、沢山の人の名前がある家系図を目の前にし、
一人の存在が、その後の何世代にも繋がり・・・
そんな風に、脈々と続く大きな繋がりの中で
確かに自分が存在できていて、
こうして、命あること自体が、そんな大きなモノに、
守ってもらえていることを、改めて実感しました。
更に、心揺さぶられたのは、
我欲ではなく、周りや地域のためにと生きた
ご先祖様の生き方。
「こんな風に後から調べられるんじゃ、
悪いことできないね(笑)」なんて、
親戚からも声が出ていましたが、
これはなにも、子々孫々と血縁に限らず、
一人の生き方が、その後の未来へ及ぼす影響は、
はかりしれないことを感じます。
せっかく授かったこの命。
ご先祖様が見せてくれた、
その美しい生き方への感謝と共に、
子どもが憧れたり、未来が喜ぶような生き方を、
自分自身も、大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子