今日は朝ランの後にテニスの練習をしてきました。
娘のお友達のお父さんといつも一緒にやっているのですが、
「テニスの技術の練習ばかりをしても、テニスはうまくならないから
練習方法を切り替えてみよう!」
と提案がありました。
その練習法とは「物事のとらえ方を変える」
という練習です。
主語を「自分」から「ボール」に切り替えるということをしました。
善いショット悪いショットという
「自分の価値観」でテニスをすると
一喜一憂しますが、この自分の「価値観・感情」に
左右されずに、主語をボールに切り替えて、
ボールがどのタイミングでどのコースにどんな強さで
飛んでいったのかというただただ、客観的に捉えていくという
練習法です。
言葉では説明しづらいのですが、
「自分を無くす。ボールの立場で事実を客観視する」
と言う事を練習から繰り返します。
それは、よくスポーツ選手が
「無我の境地(ゾーン)」という言葉を使いますが、
その状態を練習するというものでした。
実際にやってみると、4時間の練習中
そのゾーン状態に入ることが出来たのは
10分もなかったのではないでしょうか。
練習試合となると、本当にその状態を作るのは難しかったです。
しかし、それでも、そのゾーンに入る感覚を
学ぶことが出来ました。
そして、これはテニスに限らず、仕事にも
生き方にも通じるのではないかと感じました。
自分にとらわれるのではなく、全体から自分を感じること。
善い悪いの判断ではなく、丸ごとをそのまま受け止めて
味わっていくということ。テニスに限らず、仕事でも、
朝ランでも、いたる所で練習していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海