セミナーの懇親会が終わり、
家に帰ると、息子は既に寝入っており
娘と妻は風呂に入って、、と言う事で、
私も風呂に入る前にひとっ走り‼‼
と、パパ友に今から走るぞーとメールしてみると、
丁度走るところだったという事で一緒に走ることに。
家まで走って迎えに行くと、
「今までは3.5キロ以上走ったことないんだ」
と言うので、とにかく目標は定めず、一緒に走り出しました。
走ることに集中するのではなく、いろんなことを話したり、
笑ったりしました。
それこそ、自分の中にいる「上司」と「部下」の話や
家族の話、テニスの話。色々と話していたら、、、
気が付いたら3.8キロ。
このまま5キロ行っちゃおうか!と
そのままお喋りしながら結局は5キロを走りぬくことが出来ました。
本人曰く、いつもは一キロを5分切るペースで走ろうと決めていて、
切ることは出来るけれど3.5キロくらいで足が止まると言っていたのですが、
結局今日は1キロ5分半位のペース。
たった30秒しか違わないですが、5キロを走れた感想を聞くと、
「全然疲れが違う。いつもはもっと息が上がって、苦しいけれど、今日は
すごく、心地よい疲れ。いつもがどれだけ力んでいたかがよく分かる!」
と言っていました。
僕自身も同じ気持ちでした。
こうやって、一緒に走るとなんでこんなに楽しくて、
爽快で、いつも以上に力が出せるんだろうか。。。
そう思うとやはり思うのは、パパ友が言っていた
「いつもがどれだけ力んでいたががよく分かる」
という言葉です。
「何分で走ろう」「何キロ走ろう」「リズムを保とう」「呼吸はしっかり」「手の振りは自然に力まず」
「頑張ろう」「あと何キロ」「もっと早く」「みんなはもっと走っている」などなど、、
自分がからだにどれだけの要求をして、力ませて疲れさせていたのか。
そんなことをするならば、いっそからだに走ることは任せる・信じると決め込んで、
意識はお喋りでもしていたほうが全然いいのだ!と改めて実感します。
でも「からだの邪魔をしない‼‼」というのも意識しすぎると
邪魔しちゃうので難しいですね 笑
こういうのは、頭で理解することは重要ではなくて、
実際に走って体験してイメージで掴めばいいのかもしれません。
理屈で理解するというのは、分からない限りは信じられないので
結局のところ、からだを信じるという行為とは異なってしまうように感じます。
「なんか、今日走るコツを掴めた気がするなぁー」
そう嬉しそうに話すパパ友を見て、
僕自身も同じ気持ちでした。
こうやって、言葉にならない体験を一緒に積んで、
一緒に豊かに成長していく事をいろんなことの中で大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海