8年ほど前でしょうか。
社員研修として致知出版を訪問させて頂いたことがあります。
http://www.chichi.co.jp/
講義を藤尾社長に頂いたのですが、、、、
熱意に満ちた声で
「君は『トク』という字を知っているか?」
と尋ねられ、そして
「そこのホワイトボードに書いてみなさい」
と仰るので、クルーがホワイトボードに『トク』という文字を書きました。
「得」
その文字を見て大笑いをして
「違う違う君、そっちの『トク』ではない」
と諭してくださいました。
あの時、恥ずかしながらも私たちも大笑いしてしまいましたが、
それこそ、人間学と言うものを学び始める矢先の事。
「徳」という言葉に親しみがないのは私自身も同じでした。
あれから8年、社内木鶏を続け、人間学を学ばせて頂く中で、
企業広告欄ではありますが、藤尾社長から直々に
あの会社は面白いぞ、いいのではないかとお声掛けを頂いてしまいました。
自分達が学ばせて頂いている本にまさか掲載されるとは、、、
まさか、藤尾社長が私たちの会社の事を覚えていて下さるだけではなく、
面白い会社だと心を寄せて下さったことに心から驚きと喜びを感じています。
あの時、社長が「得」の経営ではなく「徳」の経営を選ばなければ、
今の自分達はなかったと思います。
あの時、藤尾社長が笑って「徳」を教えてくれなければ、
今の自分達はなかったと思います。
今と言うものがどれだけ有難いのかという事を実感しています。
頂いている期待に感謝し、実践を深めていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海