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ちらし寿司

今日は桃の節供「ひな祭り」。

 

また、個人的には母方の祖母の誕生日でもあるので(生きていれば99歳!)、そんなお祝いの気持ちも一緒に、ちらし寿司やハマグリのお吸い物などいただきました。^^

 

 

 

ちなみに、ひな祭りによく食べられるひなあられや菱餅、ちらし寿司やハマグリのお吸い物、白酒など・・・どれも意味があってのものですが、

 

例えば、ちらし寿司でいえば、縁起のよい食材を用い、えびには「腰が曲がるまで長生きできますように」、れんこんには「先の見通しがよくなりますように」といった意味や、他にも「豆=健康でマメに働く」「錦糸卵=財宝が貯まる」など、個々に意味があります。

 

お正月のおせち料理の時にも感じるものですが、一つひとつに願いや祈り、感謝の心がこめられ、そういうものをいただけるというのはなんとも豊かなことだなぁと感じます。

 

それこそ、ちらし寿司を食べながら「子どもの頃は、母親がひな祭りの時などよくつくってくれてたなぁ」「父の畑のさやえんどうを入れてくれていたのかなぁ」など思うものがありましたが、

 

子どもの頃から行事の度に、そんな風に成長を祝ってくれたり、願いがこめられた行事食をいただいて、今に至っていることへの感謝があるからこそ、こうした素敵な伝統文化を大事にしながら少しでも伝承できたらと感じています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子