ひな人形を仕舞う｜株式会社カグヤ

先月、聴福庵にて飾っていたひな人形。

今日は、それらのひな人形を仕舞っていきました。

こちらの人形は、4年前に大阪の佐藤禎三先生から頂いたものですが、頂きものだからこそ大切に毎年飾っています。

いざ、片づけようと箱を開いてみたら、「仕丁　右　立傘」「三人官女　中　三方」など、人形が手にしている道具などしまう薄紙に、筆書きで文字やイラストにて、役職や配置、持ち物など丁寧な説明書きが。

そのおかげできれいに仕舞うこともできました。

そして、人形や道具を大事にされていることが伝わってきて、仕舞いながらもたくさんのことを学ぶことができました。

別に私たちのために記していたわけではないでしょうが、こんな風に人形との美しい向き合い方に触れることができ、離れていても、こうして伝承して下さっている存在がいることを思うと、尊敬と共に本当にありがたい気持ちになります。

時を越えて場所を越えて、先生のそして先人の想いを守り続けていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター

宮前　奈々子

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