昨年、広島の祖父母の家から運んできた家具のひとつに、その昔レコードを収納していたと思われるものがありました。
◆丁寧に関係を築く
https://www.caguya.co.jp/kurashi/45693.html
だいぶいい味が出ているなぁといったかんじでしたが、扉を開けてみると、蝶番(ちょうつがい)が繊細すぎて釘と共に扉が外れ、負荷がかかってしまった部分の木材が割れて今にも破損してしまいそうな状態に。
もともと壊れていたのか、運ぶ際に壊れてしまったのか、はたまた私の扱いが雑で壊れてしまったのか・・・
そんな絶望の中、よく見てみると、本来マイナスのネジが使われているはずのところがプラスのネジが使われており、
更に、扉の外側を見てみると、木が割れているところが釘で補強されているのが分かり、祖父母が修理して使っていたのかな? などと想いを馳せる時間にも。
そして「これは蝶番を買ってきて自分で修理できるかも?」と思い、ホームセンターでなんとなく強そうな大きめサイズのものを購入し試してみたところ、サイズが違ったためにうまく扉がおさまらず失敗。。。
そこでサイズをしっかり測って、新たなものを購入しやり直し。
木が割れていたこともあり、同じ部分にネジを埋め込むのは更なる破損を招きそうだったので、もともとあったものを残したまま、その下に補強してみたところ、
しっかりと扉がおさまり、それなりに開閉もできるようになり、無事に使えるようにました!^^
失敗もありましたがこうして自分で修理することができると自信にもなり、家具も使う前から早くも愛着が沸いてきて、嬉しいものですね。
また今回「自分でやってみよう!」と思えたのも、以前組立式の棚をつくることができたことにより、「あれができたからこれもできるはず!」と大きな力になったことを感じます。
◆組立式の棚づくり
https://www.caguya.co.jp/kurashi/46008.html
色々なシーンで困難はあるものですが、自分自身にも周囲にも「できるはずがない」ではなく「きっとできるはず」と、明るい眼差し、優しい言葉をかけていきたいと改めて感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子