先週仮漬けした高菜。
◆高菜の仮漬け ~2023年~
https://www.caguya.co.jp/kurashi/47470.html
しっかりと水も上がってきたところで、今日はいよいよ本漬けです!
まずは、樽に溜まった漬物の汁を移し、
その汁で、仮漬けした高菜をじゃぶじゃぶ洗い、しっかり搾ります。
そして、底に軽く塩をふった樽に、
仮漬けと同じかんじで、根元を真ん中に向けて放射線状に底に詰めていき、
1段積み重ねては塩をかけ・・・と繰り返していきます。
詰め終わったら最後は、和紙で蓋をし、
その上に内蓋をして、更に虫などが入らないようにビニールをかぶせたら
重石をのせて、漬物小屋へ。
今年は、こちら福岡の飯塚で昔から農業を営む方に「土がついてても旨味のポイントになるので、高菜は洗わない」などと教わったので、仮漬けの際にも水では洗わず、また本漬けの際には仮漬けした汁で洗っているため、例年よりも高菜本来の味が引き出され旨味もアップしているのでは・・・と期待が高まります。^^
そして私自身、本漬けは初めての経験でしたが、移住したこともあり、こうして年々高菜との関わりが増え、今年はついに収獲から先の加工、漬物づくりにまで手をかけていけるようにもなり、何ともいえない喜びを感じます。
うまくいけば、これで6月頃にはいいかんじでいただけるそうですから、無事にその時を迎えられることを願いつつ・・・引き続き、高菜に親しみながら漬物づくりだけでなく人生の智恵も学び、伝承していけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子