最近では、アチコチで藤の花を目にするようになりました。
藤は、春から初夏にかけて紫や白のブドウの房のような花を咲かせるつる性落葉植物で、古来、日本では歌や俳句に詠まれたり、家紋や文様に使われたりしていて、高貴な花として親しまれてきたそうです。
また、古くから藤を女性、松を男性にたとえて、藤と松を近くに植える習慣があったとか。
そんなこともあってか、藤の花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」「忠実な」など、女性らしい言葉が多いかんじです。
ちなみに、藤という花名は、風に吹かれて花が舞い散る様子から「吹き散る」と呼ばれていたものが変化したという説や、茎に節(ふし)があることにちなんでいるという説などがあるようです。
更に、藤は4月1日、4月5日、4月29日、5月8日、5月21日、5月31日の誕生花だそうで、なんと今日でした!^^
見た目の美しさから贈り物にもピッタリの藤の花は、「ふじ」という音の響きが「不死」を連想させて縁起もよいとされていますが、反対に「不治の病」を連想させることもあるため、病気の方への贈り物にはあまり好ましくないともいわれているそうで、注意が必要ですね。^^;
ちょうど先月は桜に魅せられていましたが・・・
◆桜の感動
https://www.caguya.co.jp/kurashi/47844.html
春夏秋冬、そして同じ春の中でも、出番を迎える花々や植物が移り変わり、何とも言えないトキメキを与えてくれて・・・四季折々に美しい姿を見せてくれる自然に改めて感謝です。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子