昨日は関東でも梅雨入りしたという知らせが入りましたが、気付けば3日前から、二十四節気では9番目の「芒種(ぼうしゅ)」に。
芒種の「芒」は「ノギ」と読み、イネ科の植物に見られる針状の突起を指し、米などのノギのある植物の種をまく時期という意味から、「芒種」と名前がついたとされています。
実際に芒種の頃は、田を耕して水を張り、麦の収穫を終えたのもつかの間、田植えの時期がやってきて、農業を営む方にとっては、作業量が多く、身体的にも疲労が重なる時期ともいえそうです。
ちなみに、和楽の庭にまいた小麦は、まだまだ青いものもありますが、
場所によっては熟してきて、麦秋を感じさせるようにも。
芒種の次の節気「夏至」に向かって、最近は遅い時間でも本当に日が伸びているのを感じます。
雨空も増え暑さも増して湿度も高くなる頃でもあり、暑い時などシャワーですませがちの方もいらっしゃるかと思いますが、こういう時期こそきちんと首までつかって汗をかくことが大切になってきます。何かと忙しい毎日ですが、お風呂などリラックスタイムを大切にし、季節に合わせて心身健やかに調えられたらいいですね。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子