こんにちは。女将です。

1月にカグヤ駅伝部を発足し、
各々練習を積み重ね、
クルー皆での合同練習で団結を高め、
とうとうやって来ました沖縄！
「BRONKS OKINAWA NIGHT RUN」
ついに公式戦デビューです。

１週1.4キロを１～１０人でリレーし、
３時間で何キロ走るかを競う大会。
カグヤは９名でエントリーです。

数十年前、走ることを医者に禁じられたパートナーさん、
３月に半月板を故障し、いまだ痛みと闘う女将、
心もとない部員でも、大事な戦力なのです。

カグヤで平穏に事が進むわけはなく
学生時代、陸上部で活躍した我が部のエースが
沖縄出発直前に風邪を引き、高熱を出すトラブル。

大会当日、
見学先の階段でコケ、
両脚に大アザをこしらえたママさんクルーの
膝はみるみる腫れ、曲げるたび痛そう。

事件は次々と起こります。

スタート直前、
第一走者のクルーが渋滞にはまり
スタート時間に間に合わないアクシデント。
しかしそこは、やっぱりカグヤ！

２周は無理でも、１周だけでもと、
子どもたちの声援を背に
その１周を全力で駆け抜けたママ。
気持ちを盛り上げ、果ては心頭滅却の心中か、
誰よりも早く、長く走り切った壊れかけのエース。
出走順を急遽変更しつつ、
渋滞中の車まで、同行の貝磨き職人さんは激走し、
運転を変わってもらったクルーも
その恩に報いるべくフィールドを激走。
ドクターストップに挑戦すべく
自分と闘ったパートナーさんも
見事、素晴らしい走りを見せ、
アドレナリンで膝の痛みも忘れ疾走の女将。
そんな故障を抱えるメンバーを
体調万全のクルーたちが、
堅実な走りで心から支えます。

そうして繋いだ襷は、全員の魂も繋ぎ
一家の輪を、より大きくしてくれました。

そして何より・・・
全員が走っていない間中、
そこ、ここで、走るクルーを全力で応援し、
渋滞を脱出した貝磨き職人さんは、
神出鬼没にカメラを構え、
皆の姿を激写し続けてくださったのです。

うん、凄いんですよ。
今月のカグヤ写真館・・・。
２０００枚超えました。
見れば見るほど熱くなります。

ミッションパート
佐藤真樹