今日は「一円対話」があったので、皆で「夏季実践休暇」の過ごし方など共有する時間がありました。
私自身は、日々のブログでもお伝えのとおり、今年は台風の心配はあったものの無事に帰省し、実家で過ごすことができました。
昨年、一昨年はコロナの影響もあり、お盆に帰省できなかったので、こうして帰って日頃遠くにいる家族や友人などの顔が見られるというのは、やっぱり幸せなことだなぁとしみじみ感じます。
また、カグヤでは単なる「夏休み」からテーマを設けて過ごす「夏季実践休暇」へと変わりもう10年。
◆「らしさ」の追求
https://www.caguya.co.jp/crewblog/miyamae/p665
今年もお盆期間と重なるお休みということもあり、お盆行事がメインとなる実践休暇でした。
◆お盆 ~2023年~
https://www.caguya.co.jp/kurashi/50005.html
思えば、最初の頃は「ルーツを探る」をテーマに、奈良や熊野など旅をすることもありましたが、近年は「ルーツを感じる」というか、もっぱらお盆行事を通して、ご先祖様と繋がり、そのご先祖様から両親を通じて繋いでもらった命を感じながら、感謝を伝え供養するという、ある意味シンプルなお盆の過ごし方が自然に馴染んできた感覚もあり、どこか安心感をおぼえます。
また、今年は落雁づくりをして、落雁自体も、そして落雁をつくる時間やお供えする行いもとてもいいなぁと自分自身が実感するのものがあったので、
◆お盆の落雁
https://www.caguya.co.jp/kurashi/49960.html
◆お供物の落雁づくり
https://www.caguya.co.jp/kokoro/48798.html
最近、親やパートナーなど、大切な人を亡くした友人に、落雁キットをお渡ししたところ・・・
新盆前に子どもと一緒につくってお供えをしたよ、と写真付きでお知らせが届いたりもして、
家族と繋がる時間、思い出のひとつができたなら良かったなぁという思いと、こうして実践が広がったり誰かに還元できたりするありがたさも。
お盆を通して、改めて命の大切さを感じさせてもらうからこそ、こうしたお盆行事を含め、次の世代に生きるための智恵を伝えていくことを大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子