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地域のために

「和樂(わら)」の前の道に歩道をつくる話が浮上しているということで、先日お隣に住むオーナーさんから話を伺いました。

 

 

その際、私自身は「家の前のスペースに車をとめられなくなってしまうのかな」「ガードレールをつけるなら景観に馴染むよう白ではなく茶色がいいな」程度のことしか思っていなかったのですが、

 

オーナーさんは「散歩の人が困らないように段差を少なくすることや、側溝を埋める際に水の流れ1か所に集中しないように穴を分散させること、歩道をつくる際に必要な庭の木の伐採について、住民や通行人に危険が及ばないようにすること」など・・・話を持ち出してきた県の職員に対して、言われた通りではなく、たくさんの質問や提案をされたそうです。

 

考えてみると、こちらのオーナーさんは、自分の家だけでなくいつも近所のエリアを見回り、何か異変がないかをチェックしながら、ゴミを拾ったり、側溝にたまった落ち葉をかきとっていたりと、街をきれいにして下さっている様子を何度も見かけますが、

 

前提として、自分のことというより、地域の人の安心やここちよさのために動かれているのが本当にすごいことだなぁと感じます。

 

私自身、まだまだ自分の家のことで手一杯になってますが、少しでも地域を美しくできるよう、オーナーさんのように視野を広げながら行動していきたいと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子