年末から帰省してましたが、無事に福岡に戻ってきました。
今回は喉痛などちょっと体調のあやしい時はあったものの、昨年のコロナ感染のような病気をすることもなく、おかげさまで、家族や親戚、友人や会社仲間など、たくさんの会いたい人にも会うことがかないました。
中にはコロナ流行前、4年ぶりに会えた友人と涙の再会を果たしたり、オンラインではなく室礼のお教室にリアル参加できたりと、本当にありがたい時間でした。
今年は年明け早々に心痛む出来事が続き、また親だけでなく身近な周りの人たちや自分自身も病が気になるお年頃になってきて・・・本当にいつどこで誰に何が起きるか分からない時代になってきたことを肌で感じるようにもなってきました。
母が他界してから、そしてコロナで容易に人と会うことができない経験をしたことも重なってか、今では心のどこかで「もう会えないかもしれない」と思いながら、だからこそまた次に会えることを楽しみに人とお別れすることも増えてきて、
ちょっと暗いと思われるかもですが、その存在の大切さや一緒に時を共有できることのありがたさに気付かせてくれたという意味もありました。
そして、皆それぞれの場所で大変な中でも頑張っていることもたくさん知り、自分自身も明るい気持ちで頑張ろう! と力をいただきました。
今日はちょうど成人の日でもあり、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」とのことです。
もう成人から倍以上の年齢になっている私自身が、果たしておとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとしているのか? 更にはそのような人を励ます器量を持っているのか? と自問すると、なんとも微妙なわけですが、
今回改めて、会いたい人がいること、そして会えることの幸せを実感する中で、私自身、これまで本当に人に恵まれ、たくさんの人たちに支えられ、はげまされて今にいたっているからこそ、
そのことを忘れず、改めてこのタイミングで自ら生き抜こうと気持ちを新たにひきしめ、また自ら生き抜こうとする子どもたちが育つよう、励ましを含め環境づくり、働きかけを大事にできたらと思っています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子