法被を見ていると不思議と心が引き締まります。
背中には自分達の家紋。
腰には「聴福人」の文字。
自分達が大切にしている理念。
そして、理念を実現する為に大切な「聴福人」となること。
それは子ども主体の保育を世の中に広めていきたいという思いや
まずは自分達が大人主体の生き方から脱却し、子ども達に残したい生き方を
子ども達が憧れる生き方をしていくという思いから始まりました。
人の話をちゃんと「聴ける」人間になりたい。
良い話も悪い話も、どんな話も聴いたからには全部を有難いことに、「福」に変えていきたい。
それを仕事上ではなく、「人」としてそうありたい。
そんな「人」を目指し続けるのだという覚悟が
家紋と「聴福人」には籠められています。
どんな時も、聴福人であれ。
法被を見ているとそう語りかけてくれているように感じます。
息もせず、言葉も発しない存在でありながら
多くを語りかけてくれる存在が身近にあるという事は
何と有難いことなんだろうと感じます。
その見守りに包まれる幸せを無視せず、しっかりと味わいながら
日々の機会を頂いていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海