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節目を大事に

もうすぐ立春ということで、こちら「BA(場の道場)」で行われる例大祭の準備も着々と進んでおります。

 

◆「妙見神社(ブロックチェーン神社)の例大祭」「徳積財団発足4周年記念行事」開催のお知らせ
https://www.tokutsumi.or.jp/info/1870.html

 

ちなみに立春の前日には節分があります。

 

読んで字のごとく「季節を分ける日」のことを言い、実際には春夏秋冬と季節を分ける立春・立夏・立秋・立冬があってそれぞれの前日が節分にあたるため、年に4回も節分が存在するわけですが、現代では立春だけがクローズアップされがちなのは、春は一年の始まりとされ、特に大切にされたためとも言われているようです。

 

節分の日は邪気を祓う行事が全国的に行われ、豆まきや柊の小枝に焼いた鰯の頭を刺してそれを門口に飾る行事など、その土地や家庭によって色々な邪気祓いの方法がありますね。

 

 

和楽でも節分(豆まき)の室礼を。

 

 

自然と共生する暮らしの中で育まれてきた四季折々の年中行事。先祖を含め先人の方々が重ねてきた尊い祈りを受け取っているようにも感じられるからこそ、同様に、子どもたちにも送っていけるものがあることを感じています。

 

長い時代の流れの中で生きる一員として、時代が変わっても、そもそもの趣旨、その中にある感謝や祈り、願い、喜びなど変わらぬ心は大事にし、季節の巡りの中で節目を大事にしながら、丁寧に一つひとつの 「事を行う(=行事)」ことで、未来の子どもたちへ文化を繋いでいけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子